こんにちは、おもちです!
韓国国会の文喜相議長が米ブルームバーグ通信とのインタビューで、天皇陛下が元慰安婦の手を握って謝罪すれば「その一言で問題は解決する」と述べた件について、日本と韓国が対立していることが連日ニュースになっています。
レーダー照射問題なども解決していない中、日韓関係は更に悪化の様相を呈していますね。
今回はこの問題について海外の反応などを調査してみました!
「天皇が謝罪を」韓国国会・文喜相議長の発言経緯

まず、今回の騒動の経緯を時系列で見てみましょう。
【2月7日 】
文議長が米ブルームバーグのインタビューに応じ、「天皇は戦争犯罪における最大の犯人の息子として、5月に退位する前に、慰安婦たちに謝罪を伝えるべきだ」と発言。
【2月8日】
日本政府がこの発言に対し、強く抗議。謝罪と撤回を求める 。
【2月9日】
日本の駐韓大使の長嶺安政が韓国外交担当に対して強く抗議し、謝罪と撤回を求める。韓国側はこれに対し「(文議長は)『戦争犯罪』という表現は使っておらず、『戦争当時の天皇の息子』と述べたと思う」として発言を訂正。
【2月11日】
ブルームバーグがSNSで文議長の問題の発言を音声でアップロード。「日王(天皇)」「戦争犯罪の主犯」という発言が事実であると証明。
【2月13日】
文議長は米ワシントンで開かれた特派員懇談会で、「天皇の謝罪が必要」という自分の発言を受けて日本政府が謝罪と発言の撤回を求めていることに対し「謝る事案ではない」と一蹴。
個人的に「戦犯」という言葉が致命的な問題発言だと思います。当時の昭和天皇は東京裁判で戦犯という判断は下されませんでした。それにも関わらず「戦犯の息子」と表現したのは少し思慮が足りなかったのではないかと感じます。
海外の反応は?
今回の発言について、海外メディアの反応もまとめてみました。

【一部意訳】
・例え天皇が謝罪をしても、慰安婦像を作り続けそう。だって韓国って簡単に約束とか合意を破るじゃん。
・日本と結んだ条約に従って行動するべきだ。問題解決を先延ばしにしてきた韓国政府こそ国民に謝罪しないと・・・。

【一部意訳】
・「天皇が謝罪すれば解決する」前までだったら俺も納得しちゃってたかもしれない。でも一度謝ったら、今度は慰安婦に直接謝罪することになって、お金だって取られて、結局終わることはないと思う。ある程度の自信を持ってそう言える。だって今までも日本が関係回復のために動くと、必ず韓国がさらなる謝罪と賠償を求めてきてたから。・韓国の要求通りに日本の天皇が謝罪をしたとして、必ずゴールラインを動かす韓国人が出てくるよ。「プロ被害者」は彼らの国技みたいなものなんだ
・新たに即位する天皇にも謝罪を求めるだろうな。実際に謝罪をしたところで問題が解決するとは思えない。それどころか、きっと韓国はさらに賠償を求めてくるよ。
なぜこのような問題が繰り返すのか?
レーダー照射問題といい、なぜ日本と韓国はこのような問題がいつまでたっても無くならないのか考えてみました。
文議長の例をとって言えば「自分の発言によって日本がどういう反応をするか深く考えずに発言した」ことが問題でしょう。
以前、韓国大統領が徴用工問題について「日本政府がもう少し謙虚な立場を取るべきだ」と語って日本の反発を買ったときとすごく似ていますね。
また直近のレーダー照射問題も日本や海外では大きく取り上げられましたが、韓国メディアはそこまで大袈裟なニュースとして取り上げていません。韓国は国内政治も問題が山積している状態ですからそこまで気が回らないのだと思います。それが今回のような「軽はずみな言動」に現れてしまっているのではないでしょうか?
なんにせよ、時間はかかると思いますが日韓が前を向いた友好関係を築いてくれることを願います。
以上、慰安婦問題について「天皇が謝罪を」と発言した韓国国会議長に対する海外の反応などについてまとめてみました!