こんにちは、おもちです!
韓国のレーダー照射が問題となってますが、過去に中国とも同じ内容で揉め事があったのをご存知でしょうか?
そこで今回は「戦争目前」と言われた中国海軍レーダー照射事件についてまとめてみました!
中国海軍レーダー照射事件とは

中国海軍レーダー照射事件とは、2013年1月30日午前10時頃、東シナ海において中国人民解放軍海軍の江衛II型フリゲート「連雲港」が、海上自衛隊のむらさめ型護衛艦「ゆうだち」に対して火器管制レーダーを照射した事件です。
シチュエーションとしては今回の韓国レーダー照射事件とほぼ同じですね。
結果どうなった?
今回の韓国と違い、中国の対応はどうだったのでしょうか?
当時、米国務省からも中国側に自制を求める声が出ている中、中国外交部の反応は「知らなかった」「関係部署に聞いてほしい」と、明確な対応を避けている状態でした。
言い訳をしないだけマシだったのですかね?
さらに“中国版ツイッター”と呼ばれる簡易投稿サイトでは、不満の声が続出していました。以下、具体的に寄せられた声です。
「何という態度…」
「国防部と外交部は深刻な意思疎通の問題があるようだ。外交部は何も言えず、国防部は何も言わず」
「我々の政府は何でこんなに笑わせてくれるんだ…やったならやったと認めればいいじゃないか…それを『知らない』なんて…おもしろすぎるだろ」
「『関係部署に聞いてほしい』とはね。嘆かわしい!国防の軟弱さ、ふがいなさはこれほどまでに哀れで恥ずべきものだったのか!」
中国国民からも中国政府に対しての不満が出ていたようですね。
当時の日本政府の対応は?

安倍晋三首相はこれに対して「国際社会のルール違反だ」と批判した一方で「対話の窓口は閉ざさないことが大事だ」「中国こそ戦略的互恵関係の原点に立ち戻ってほしい」と日中関係改善に努める意向を示しました。
結局、中国政府からの正式な発表はなくこの件はうやむやになったようで、中国海軍がなぜレーダーを照射したのか、正式な発表はないままです。
以上、中国のレーダー照射事件ついてまとめました!