こんにちは、おもちです。
上島珈琲店といえばUCC上島珈琲(神戸市)がチェーン展開を手掛けるカフェですが、お隣中国でも同名のカフェがあるそうなので、関係性や過去の裁判について調査してみました!

こちらが、中国の「上島珈琲」。しかし看板にはUCCではなく「UBC」との文字が。屋号が「珈琲店」ではないところも微妙に違いますね。しかもこの「UBC」はは北京を含め中国で計約800店も派手に展開し、現地ではかなりメジャーなカフェとなっているようです。本家のUCCも中国にあるようですが、現地では皮肉にもUBCの方が圧倒的な認知を得ているようですね。
店の雰囲気やメニュー、価格はどうか?
店内はゴージャスな装飾に価格は高め

カフェというよりはむしろゴージャスなファミレスといった雰囲気で、派手な内装です。価格は、アイスコーヒーは1杯28元(約440円)、コーヒーフロートが38元(約650円)と割高です。現地では、総菜屋の弁当が10元前後ということを考えてもかなり高価格の設定ですね。ターゲットは中流階級以上の中国人や、UCCと間違って入ってしまう日本人なのでしょうか・・・・
メニューや味は?

メニューはカフェのメニューというより、惣菜や中華の軽食など、やはりファミレスかレストランのような感じです。味の方も可もなく不可もなくといったところだそう。
本家UCCが裁判で敗訴
実は、本家UCCがUBCに裁判を起こし、なんと敗訴しています。以下簡単に流れを記載しますね。
UBC誕生→裁判→UCC敗訴までの流れ
現UBCはUCCが台湾進出した時の現地パートナー企業で、UCCが提携解消して台湾撤退するも、存続企業がそのままUCC上島珈琲として営業継続。
その後、日本のUCC上島珈琲が台湾再進出で、存続企業と商標権巡り台湾で裁判。 台湾でのUCC商標権は日本のUCC上島珈琲に認められるが、上島珈琲商標権は台湾側にも認められたので、台湾側はUBC上島珈琲として営業継続。
少なくとも、全く関係性の無かった会社ではなく、日本側に不服があったとしても、現地の法に基づいた上でのブランド使用なので文句は言えないそうです。
以上、中国の上島珈琲店(UBC)について簡単にですがまとめてみました。
中国に行かれる際には一度行ってみても面白いかもしれませんね!